
春を堪能しにお出かけしませんか?春の旅行におすすめのホテル・ツアーが満載です。
春の旅行にオススメしたいのがいちご狩りです。北は北海道、関東は栃木、千葉、九州は福岡まで全国でいちご狩りが楽しめます。2月〜3月にかけては、全国的に甘みたっぷりの旬の味が楽しめるため、名産地では宿泊場所の確保さえ難しいこともあるそうです。さまざまなサービスを盛り込んだプランがたくさん企画されるので、事前に宿泊先をチェックしておくといいでしょう。
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フルーツ狩りのなかで特に人気のあるものといえば、やっぱりいちご。全国の生産地で毎年のように品種改良がされており、それぞれ味や食感、香りが異なります。また、ご当地で生産されるいちごのなかには、日持ちが短いために、大都市では流通できないものも数多く存在しています。近場の農園もいいですが、せっかくいちご狩りに訪れるのなら、まだ味わったことのないご当地いちごを心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか?
<千葉県 山武市>
関東でも南に位置する千葉は、農業がさかんな県です。なかでも千葉のご当地いちごである「ふさの香」は糖度が高く、上酸度が低いので甘みが強いのが特徴です。口に入れた瞬間に桃のような香りがするともいわれます。「相葉苺園」ではそのほか13もの品種を栽培しており、シーズン中はいつでも3、4種のいちごを楽しめます。営業期間は1月上旬〜5月中旬ごろになります。
<北海道 北広島市>
全国1位の農業産出額を誇る北海道生まれの品種「けんたろう」は、一般に流通する量が非常に少なく、高い糖度をもっています。また、これまで北海道で主流であった品種「宝交早生」もあります。その2つが食べ比べできる「塚本農園 ふるさと来LOVE」では有機肥料、低農薬を心がけ、品質の維持にこだわっています。温室のない2000平方メートルの広大な敷地は、とても開放的でピクニック気分も楽しめると評判です。営業期間は6月下旬〜7月上旬ごろです。
<栃木県 栃木市>
栃木県はいちごの生産量が全国第1位。水分が多く、日持ちのしない「とちひめ」は流通されることがないので、ご当地のいちご狩りでしか味わえない希少な品種。食感の柔らかな果肉は、500円玉2枚分以上の大きさにまで成長し、ひとくちでは、ほおばりきれないほどです。さらに、1粒あたり、りんご7個分のビタミンCが含まれており、栄養も豊富。そのほか全国的にも有名な「とちおとめ」なども楽しめます。人気の「観光農園アグリの郷」で栃木のいちごを楽しみましょう。営業期間は12月上旬から5月上旬ごろです。
<福岡県 朝倉郡>
いちご生産量全国第2位の福岡県では、ご当地ブランド「あまおう」を筆頭に多くの品種が栽培されています。なかには農園オリジナルのいちごもあります。「Ichigo Land らいおん果実園」で食べられる「らいおんイチゴ」もそのひとつで、ここでしか味わえません。西日本最大級の3万8000株を栽培し、車椅子でも入れる幅の広い通路と立ったまま摘み取りできる高設栽培など、細かい気遣いも行き届いています。営業期間は12月下旬〜6月中旬です。
せっかく遠方までご当地いちごを楽しみに来たのだから、なるべくおいしいいちごを選びたいもの。見分けるポイントだけでなく、行く時間帯や食べ方のコツまでをご紹介いたします。また、時期によって料金や営業時間が異なる場合がありますので、事前に電話やホームページで確認しておくことをオススメします。
・農園への事前連絡/いちごの生育状況などは日によっても変わるため、事前に連絡して聞いておくといいでしょう。
・午前中がベスト/お客さんが少ない午前中は、狙い目のいちごがまだたくさん残っています。また、フルーツや野菜は朝方に摘んだ物がおいしいともいわれています。
・天候をチェック/いちごは冷たいほうがおいしいといわれています。ですから、晴天の日よりも曇りや雨の日のほうが◎。ただし、北海道などで見られる露地栽培の場合は、雨の日を避けましょう。
・ヘタが反り返っていると甘い/完熟期に入ったいちごのヘタは上向きにクルンと跳ねあがります。赤くて大きいいちごだけが成熟しているというわけではありません。
・ヘタ側から食べる/いちごの甘みは先端に凝縮されています。そのため、ヘタ側のほうが酸味が強いのです。後味を考えてヘタ側から食べてみてください。
いちご狩りは存分に楽しむなら午前中が狙い目。前日から近隣に宿泊するなどして、ゆとりを持ったいちご狩り旅行を楽しんでください。