二酸化炭素泉(炭酸泉) 【るるぶトラベル】

二酸化炭素泉(炭酸泉)についてご紹介します。温泉の成分・泉質から選ぶ温泉旅行をご案内。ちょっとこだわりの温泉旅行をしてみませんか?

温泉大辞典 温泉の泉質から温泉の選び方がわかる!

二酸化炭素泉(炭酸泉)

二酸化炭素泉(炭酸泉)

二酸化炭素泉は温泉の中に二酸化炭素、つまり炭酸が含まれている温泉です。旧泉質名では、そのまま「炭酸泉」とされていたので、現在でも温泉施設によっては炭酸泉と書かれている場合があります。

炭酸成分が含まれているので、お湯に浸かると体に多くの泡がまとわりつくのが他の温泉にはない大きな特徴です。

日本には元々あまりない泉質と言われています。二酸化炭素泉は血圧を下げる効果があり、高血圧や動脈硬化への効能があるため、「心臓の湯」と呼ばれて親しまれています。

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二酸化炭素泉とは

二酸化炭素泉とは、お湯1kgの中に遊離炭酸が1g以上含まれる温泉のことを言います。日本にはそれほど多くない泉質です。炭酸飲料を想像すると分かりやすいのですが、炭酸成分は気化しやすく、とりわけ温度が高いとすぐに気が抜けていってしまいます。そのため、火山活動が活発で温泉の温度が高い傾向にある日本では、比較的珍しい泉質になっています。

また、炭酸飲料と同じように、時間が経つことでも気化してしまうので、鮮度が大事になってくる温泉でもあります。

泡が体に付着して、「シュワシュワッ」とする感覚は、ほかの温泉ではなかなか楽しめない二酸化炭素泉ならではの特徴です。

ただ、二酸化炭素泉の数が少ないといっても、それは「天然の」ものに限定した場合です。今は人工的に作れるようになっているので、二酸化炭素泉を楽しめる機会はグッと増えています。最近では、全国各地のスパやスーパー銭湯などで見かけることも珍しくなくなりました。もちろん人工であっても、二酸化炭素泉の効能は期待できます。

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二酸化炭素泉(炭酸泉)に入れる温泉宿・ホテル・旅館

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二酸化炭素泉の効能

二酸化炭素泉の効能

二酸化炭素泉の大きな効能は、血圧を下げることです。炭酸ガス(二酸化炭素)が肌に付着すると、皮膚から吸収されます。すると二酸化炭素を吸収した体は「二酸化炭素が増えたということは酸素が足りない」と感じ、より酸素を体に送り込もうと考え、血流を良くするために血管を拡張します。そして、血管が広がれば血圧も下がる。そういうメカニズムになっているようです。

また、二酸化炭素泉の性質上、低温でゆっくりと浸かれるので、やはり血圧は上がりにくいのです。そのため高血圧への効能が高いことで知られており、高血圧から誘発されやすい動脈硬化、心筋梗塞といった病気にも効果が期待できるので、「心臓の湯」と称えられています。

二酸化炭素泉の効能

加えて、血管が拡張して血流が良くなれば、それだけ体を酸素や栄養素が効率的に巡ることになるので、切り傷、やけど(火傷)といった外傷の回復を早める効果もあるようです。

飲用した場合は、消化器病や便秘などへの効能があると言われています。そのため、ヨーロッパなどでは飲泉として親しまれています。飲むと、炭酸ガス入りのミネラルウォーターのような感覚を味わうことになるでしょう。

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